Archives : 4月, 2009

フロッピー麻生

 

 耳の貝一億回の春を聴く

毎日チェックしているブログがいくつかありますが、
そのなかの一つに「きっこの日記」があります。
ほかでは知ることの難しい貴重な情報を
わかりやすく発信してくれるので、
とても勉強になり、
複雑な今の世の仕組みが見えてくるようです。
きっこさんは短歌もつくられるので、
前回の「春風目録新聞」に
短歌を寄せていただきました。
そのきっこさんが、
首相の麻生太郎を「フロッピー麻生」と称しており、
おもしれー、きっと何か謂れがあるのだろう
と思っていたのですが、
すぐに調べればいいものを、
そのままにしていました。
ところで、このごろまたまた
すっとこどっこいな政策を
つぎつぎ打ち出してくる麻生首相をみるにつけ、
碇が、もとい、怒りが湧いてきて、
ネットで調べてみたら、
フロッピー麻生の出所と思われる発言が
ありました、ありました。
「これはご存知のように、2005年までに地方の自治体を含めまして地方中央諸官庁すべてIT、いわゆるフロッピー、等々でこれをつなぐ、ということになりますんで、いわゆる、ヒシュー、えー、いわゆる大量に必要としました所有が、書類が、フロッピー1枚で全部出来るようになる、という法律になりましたんで、すでになっておりますんで、これに合わせて事を進めていくことになります。」
2003年、麻生太郎が総務大臣に就任したときの会見です。
これを見つけ、ああ、スッキリしたと思っていたら、
「きっこの日記」にちゃんとそのことも記されていました。
ともかく、こんな馬鹿な、無知蒙昧、無教養、
おととい来やがれなことを言う人間が一国の首相です。
ほんとうに情けない。
選挙目当てのためだけ、国民不在のとんちんかんな
政策を繰り出す麻生太郎のひん曲がった口は、
どこまでひん曲がれば気が済むのでしょう。

 龍宮の歌舞音曲や春伊良湖

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濱乃井さん

 耳中のアンモナイトや春の海
このごろまた新しい店を見つけました。
濱乃井さんといいます。
新しいといっても、
私が見つけたのが最近ということで、
ご主人に尋ねたところ、
桜木町で店を出して十三年になるのだとか。
ならば、どうして目に付かなかったかと
不思議でしたから、
きのう訊いてみました。
すると、
出店して初めの頃はランチもやっていたのだけれど、
夜の仕事が忙しくなり、
ここ数年はランチを出さなかったのだとか。
ところがお客さんから、ランチもやってよと所望され、
再開したそうです。
旬の魚とご主人の粋な手料理を堪能でき、
しかもリーズナブルプライス(例: 焼き魚定食780円)
とあっては、
行かないわけにはいきません。
というわけで、
このごろの昼食のローテーション、
大いに乱れております。
 うずまき管一億年の春を呼ぶ

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スカッと爽やか

 岬来て緑突端すべり落つ
といえば、コカコーラ
と口をついて出そうになりますが、
そうではなく、『鬼平犯科帳』
その18に「おれの弟」という篇があります。
小さい頃から可愛がり、世話もしてきた
鬼平の弟分が騙し討ちに遭います。
騙し討ちした相手というのが、
七千石の大身旗本・石川筑後守貞行の三男
源三郎であることを鬼平はつきとめますが、
偉い役人の倅とあっては、
正式のルートからは手も足も出ない。
憎き弟分の仇、どうしてくれよう。
そこで鬼の平蔵…
あまり話すとネタバラシになりますので、
やめますが、
二世政治家の体たらく、馬鹿丸出し、幼稚さ、
不甲斐なさ、低脳、面の皮の厚さ、とんま、
こんこんちき、ふにゃチン、
おめーなんか引っ込んでろぶりを見るにつけ、
鬼平のような人がいて、
公憤を晴らしてくれないものかと
思ってしまいます。
 春の海鼓膜の底の銀波荘

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反射

 ポロポロと新緑の波かいくぐり
いきなりですが、
胃腸の活動が休まるまでには18時間必要なんだそうです。
そこで、西式健康法(西勝造先生が創始した健康法)では
朝食を抜くことを薦めています。
これが議論の分かれるところでして、
昼と夜を抜いても朝食こそ大事というのが
大方の意見ではないでしょうか。
それを論破するほどの知識も実践もありませんが、
わたしは西式健康法を引き継いだ甲田光雄先生の本を
読ませていただき、
その真摯な書きっぷりに魅せられ、以来、
この健康法を勉強させてもらっています。
前置きが長くなりました。
朝食を抜くと快適ですが、ひとつ問題はトイレのこと。
健康の秘訣は快眠、快食、快便というくらいで、
ないがしろにできません。
朝食を抜くと、その快便が文字通り
とどこおってしまうのでは、との疑いが生じます。
ご安心ください。
朝、起きたら、まずコップ(今はグラスって言うか?)3杯の
水を飲みます。すると、
30分としないうちに、もよおしてきます。
今日も、築基功の4番目「蠕動(じゅうどう)」を
やっているときに、トイレをもよおしてきました。
反射が起きたのです。
トイレもスルッとまさに快便! 言うことなし!
皆さんも試してみてはいかがですか?
松井二郎さんのサイト「1日2食健康法」に詳しいですよ。
 有り難し緑さざなみ光瀾之観

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文章の芽

 藪中をアブ一匹狂ひけり
サラリーマン時代を含め出版社勤務が20年になり、
自分の中で、何が変ったかなぁと考えたら、
文章の書き方というか、
文章を書くときの心構えみたいなものかなと、
気づきました。
小学校の作文以来、文章を書くことは、
そんなに好きではありませんでした。
むしろ嫌いな部類だったと思います。
「嫌」の中身をいまさら分析しても始まりませんけれど、
書くことを頭の中でまとめてから書く、
これがけっこう「嫌」の中身を構成していたのかなと
いま思うわけです。
考えがある程度まとまって、書くことが出来てしまえば、
はっきり言って、別に書かなくてもいいのでは、
と思ってしまうのですね。
つまらないんですよ。
読んでくださる人の存在だけを恃みに
ここに駄文を弄しつづけてきましたが、
きのう社の寺地君に数えてもらったら、
5月23日までに2513回だそうです。
(5月23日は記念すべき小社10周年パーティーの日)
読んでくださる人がいるから
書きついで来れたわけですけれども、
おかげさまで、
考えがまとまってから書くのじゃない書き方が
身に付き楽しいのかなと、
他人事みたいですが思いました。
文章の芽を見つけ、キーボードをぱちぱち打つことが
鉢植えの草に水を遣るような具合です。
そういう気づきも、読んでくださる人がいればこそです。
ありがとうございます。
 茂り中脛の痛さ痒さかな

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。