こころを盛る容器

 三渓園散りて華やぐ桜かな
パーティ、イベント、ケータリングサービスを業とする
「山手サービス」の鈴木会長をお呼びし、
弊社十周年の打ち合わせをしました。
こんな面白い打ち合わせなら、
毎日でもいいかというぐらい。
会長さんのお話を伺い、なるほどの連続で、
例えば、
サービスの基本は、「何もない」ことを前提に組み立てる。
「何もない」というのは、
野原のようなところを想定するのかとお聞きしたところ、
まさにその通りで、
地鎮祭などはテントを借りるところから始まるのだとか。
食器を人数の三倍用意するというのも、
パーティの実際場面を考えてみれば確かに
「なるほど」でした。
鈴木会長さん自ら立ち上げた会社で、
いまは息子さんが社長を務めておられるそうです。
こちらの意図を汲んでくださり、
面白いパーティになりそうです。
鈴木会長さんに「お仕事は一つのアートですね」
と申し上げると、目をきらきらさせておられた。
事前のチェック項目が300を越すというのも驚きでした。
 集まりて追ひつ追はれつ桜かな

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