門前の小僧

 天高し文句ありげな乳房かな
 習わぬ経を師とし、俳句をならい始めました。いろいろ細かいルールがありそうですが、きっとそれは、俳句の世界を豊かにするための先人の知恵だろうと勝手に想像し、その段階に至れば、自ずと会得されるものなのでしょう。なんて、ズルイ考えのもと遊んでいます。そんなことなので、この頁に来てくださる方は、しばらくご容赦ください。
 鰯雲美乳美脚が闊歩する
 布団干し太陽取り込む百足かな
 夜半過ぎ百足這い寄る腹の上
 線香の煙りふうわり漂へり
 気功体朝靄のごとたなびけり
 ぶつぶつと怒り泡立つ秋の暮れ
 認識してもらいたいと茶をすする貴様何者
 最後の句は季語はないし五・七・五になってないし、でも、自由律俳句というのもあるから、まあいいかと。
 習わぬ経の人も、そこのところは大目に見てくれるので助かります。
 だいたいぼくの句は、日々のよもやま事の記録のようなもので、散文に少々飽きてきたのかもしれません(読まされるほうはたまりませんよね)。なので、自分をリフレッシュする意味もあります。ですから、これからも末永くお付き合いいただければ幸いです。

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