ポカポカ
気持ちいいねえ。きのうは、日中気温が上がるという予報に反し、それほどでもなかったが、今日は朝からポカポカ陽気。さっそく布団を干している人も見える。ポカポカポカポカ。公園でも散歩しようか。仕事があるから、そんなわけにはいかないが、そんな気分。フェリーニの『道』という映画で、薄幸の少女・ジェルソミーナが、大道芸人のザンパノから渡されたラッパを手に、おどけて見せるシーンがあるが、あれを思い出した。
さて今日は、ずっと西洋医学で医療に携わってこられたお医者さんで、その後、漢方も研究するようになったという方と面談することになっている。娘さんが幼かった頃、皮膚病に罹り、西洋医学の専門医に診てもらっても一向に治らなかったのに、漢方のクスリで2週間ほどで治ったとか。そのことがきっかけで興味を持ち、真剣に勉強しようと思ったそうだ。漢方というか、東洋医学には東洋医学の優れたところがあるのだろう。
そうそう。きのう刷り上がってきた『春風倶楽部』12号の特集は「こころと体」。これまで以上に、すごい内容充実でっせ。お読みになりたい方はご一報ください。無料で進呈いたします。
こんにちは
『春風倶楽部』12号をください!
いつも楽しみにしています。今回の「紙」はどうされたのですか?
>深瀬さま
はい。では、お送りします。紙は、ちょうどこのホームページにも似て、緑を基調にしています。
ちなみに、特集「こころと体」の執筆陣およびタイトルは、収録順に、
中井久夫(精神科医)「こころと体についての断想」
岸田秀(評論家)「心と体の分裂」
谷川俊太郎(詩人)「体とこころを超えて」
冨士眞奈美(俳優)「願わくは」
寺島靖国(ジャズ喫茶「メグ」店主)「ざまみろ、ガン!」
中条省平(学習院大学教授)「病は気から?」
加藤郁乎(詩人・俳人)「健康に大和魂」
飯島耕一(詩人)「二人の医師」
谷川健一(民俗学者)「桜を賞ずる心」
佐々木幹郎(詩人)「脳から考える」
また、近著の著者が自著を語るエッセイとして、
黛りんたろう(NHKエグゼクティヴ・ディレクター)「大河ドラマ『義経』を終えて」
山田雄一郎(広島修道大学教授)「当世書生の外来語」
中島岳志(京都大学人文科学研究所研究員)「論理的であること、芸術的であること」
水野剛也(文教大学講師)「書評・感想」
斎藤卓志(安城市職員)「かがみよ、かがみ」
それと、竹内敏晴さんの、シリーズ「変容するからだとことば」の11回目は「にんげん、いまだ誕生せず」。
ありがとうございます。
しかしもの凄い執筆人ですね!
春風社畏るべし。