CDを洗う?
昨日、一体型のオーディオのピックアップが故障したのをそれと知らずに、CDの真ん中の穴が小さいせいかと思って包丁で穴をグリグリ広げた話をここに書いた。それは作り話でもなんでもなく全くの事実で、その犠牲になったCDには、ジャズの大御所、かのマイルス・デイビスのものもあった。さらに我が間抜けぶりをご披露すると、穴を広げても音が出ず、なんだかスルスルッ、スルスルッ、スルスルッと、いかにも滑るような音がする。滑りを食い止めねばってんで、ピックアップとCDを両面テープでくっ付けた(!)こともある(意味ね〜し!)。馬鹿だ!
そのオーディオというのが、ソニーが海外向けに開発したものだそうで、どこにもSONYの文字はなかったけれど、それをくれた知人にそう教わっていたから、心をこめたていねいな手紙をソニーの技術部宛てに書いて修理を頼んだ。そうしたら、ピックアップの部品を交換しただけで、ちゃんと元通り音が出るように直してくれた。さすが世界のソニー! と喜んだ。
ことの顛末を記すと以上のようなことなのだが、それはともかく、上には上がいるもので、昨日の「よもやま」を読んだ知人からメールがあり、おいらの行為に仰天したかと思いきや、そうではなく、極めて淡々と「わたしはCDを洗いました…洗剤をつけて」とあったので、笑ってしまった。CDを洗うなんて聞いたことがない。しかもご丁寧に洗剤まで付けてとは…。さすがB型、似た者同士。発想に共通したところがある。ほかの血液型の人はこういうことはしないのではなかろうか。
いや僕はA型ですが。(いや、間違いだ!とヒトには言われますが、間違いなく!)CDを洗います。3才になるバカ息子が飴のついた口でなめたCDがべたべたで、かつ音飛びが激しいので、洗剤を付けて洗ったところ、見事に治りました。最近テレビショッピングでは、傷ついたCDの表面を削る商品を宣伝してました。僕はよくわかりませんが信号が入っている層はコーティングの内側らしいのです。コーティングがよごれたり傷ついたりすると支障が出るが、それを回復すれば元通りというわけらしい。
昔、三浦さんのように本格的ではなく似非ですが、オーディオにこったことがあって、スピーカーの下に百円玉を敷くとか、箱の中にビール瓶を入れるとか、カートリッジシェルとカーットリッッジの間に牛革を挟むと音が一変するなどという説に影響され、さまざま試みましたが、変わると言えば変わる、そういう心理的なものだったかもしれません。
穴をひろげるとか、テープで貼るとか、洗剤で洗うとか、最先端技術とそういったプリミティブな行動はけっこう相性がいい。
>匿名希望さん
コメントありがとうございます。
おのれのプリミティブな行動を反省するに、昔テレビか映画で見た(チャップリンのものか?)ポンコツ車を蹴飛ばすと動き出すというアレが結構インプットされているかもしれません。
そうですか。A型ですか。てことは、血液型ではないのですね。
ただいま若頭ナイトウから指摘があって、「上には上がいる」ってよもやまに書いてあるけど、CDを洗うのは極めて正しい行為なのだそうです。包丁でCDの穴をぐりぐり大きくするのとはわけが違うと戒められました。トホホ…
なので、匿名希望さんの行為は極めてまっとう、血液型A型の行為ということになります。
待てよ。洗剤で洗ったとメールをくれた知人は確かにB型。てことは、これはもう血液型と関係なく、おいらがただ単に馬鹿だということ?