ホッカイロ

 

 バネ指よそんなに母を苛めるな

今朝は雪が降っています。
わたしの中の子どもは喜び、
大人は今日の一日を思って、気が萎えます。
このところ、使い捨てカイロ、
いわゆるホッカイロを使っています。
ホッカイロは、株式会社白元の商標でしょうけれど、
ホッカイロといえば通じますから、
かなりの当たり商品なのでしょう。
ところで問題は、どこに貼るか。
どんなに寒くても、
わたしはTシャツとセーターしか着ません
(その上に、ダウンジャケットやコートは着ます)から、
どっちかに貼るしかありません。
セーターの上に貼ると、程よい暖かさなのですが、
ぽかぽかと気持ちよいものですから、
貼っていることをつい忘れ、
廊下で隣のオフィスの女性とすれ違いあいさつしたときなど、
ハッとして後ろを振り返ることもあります。
それぐらいならまだいいのですが、
大事な仕事の打ち合わせで外で人に会うときなど、
ホッカイロを貼った姿を見られては、
決まる仕事も決まらない(かも知れません)。
というわけで、
内側のTシャツに貼ることになりますが、
これはこれでなかなか微妙です。
布一枚隔ててだと、どうしても熱くなりがちで、
それを避けるために、
貼っている箇所と皮膚の間に空白を作り出すべく、
腰を前に突き出す格好になります。
ドリフターズの加藤茶が、昔、肥えタゴを担いで、
ちょっと卑猥にカッコンカッコン歩くギャグがありましたが、
あれに限りなく近い格好になります。
結局、内側にもう一枚着たほうが良さそうです。

 バネ指を湿布で寝かす母の冬

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