咀嚼

 

・この世てふ夢のつづきの桜かな

テレビや本で知ったわけでなく、
唾液は第一の消化薬

自分のからだで知ったので、
口に入れるものはとにかくよく噛むようにしています。
たとえばきのう。
近くの定食屋に入ってランチをたのみ、
食べ始めたら新しい客が来て彼もランチを所望。
てか、
その店は昼はランチしかない。
わたしより遅くスタートしたのに
難なく食べ終わり、
勘定を終えて帰ったと思ったら
さらに次の客、
ひげを生やしたおじさんで。
そのころ、
わたしは半分ぐらい平らげていたのですが、
ひげおじさん、
勢いよく食べ始め、
あれよあれよという間に完食、
勘定を済ませて
「どうも。ごちそうさま」
それからさらに五分ほど経過、
わたしはようやく完食にこぎつけた。
アゴ疲れた!

・山一面淡き灯りの桜かな  野衾