ボンヘッファー再読

 

・冬空や青が低きに木霊せり

学生時代、
宮田光雄先生のところの読書会に参加していた折に、
ディートリッヒ・ボンヘッファーの
『現代キリスト教倫理』が
テキストになったことがありまして、
夢中になって読みました。
有無を言わせぬ迫力があり、
いっぱい傍線をひいて読んだと記憶しています。
その後、
本を売ってしまいましたが。
しかし、
マレーネ・ディートリッヒも
好きな女優さんだけれども、
ディートリッヒつながり
というわけではないけれど、
大切な名として
ボンヘッファーの名を忘れずに来ました。
今また
ボンヘッファーを読んでみよう
という気になり、
『現代キリスト教倫理』はもとより、
ベートゲの
『ボンヘッファー伝』(全4巻)
などを古書で求め、
年末の読書にあてたいと思っています。
まずは、
ボンヘッファーの
『共に生きる生活』を。

・冬の蚊を叩き耳鳴る底の底  野衾