わたしにとりまして、歌といえば、なんといっても三橋美智也。
三橋美智也のまえに歌は無し。
三橋美智也のあとに歌は在り、
なんて。
小学校に入るまえから、三橋さんの歌に親しんでいました。
父や叔父がよく歌っていましたから。
父も叔父も、のびのび歌い上げ、それなりに上手かったと思います。
村田英雄の声について、おとといここに書きましたが、
三橋美智也の声はというと、
なんともなめらかで、
ちからが抜けていて、聴いていて気持ちいいことこの上ない。
下の写真はCDですが、学生のころはレコードで聴いていました。
訪ねてきた友だちがそれを耳にすると、
例外なく、
こんなのを聴くの?と驚いたものでした。
母が生前、三橋美智也の歌を聴き、しみじみ、
「このひとのうだっコ聴げば、世話してもらえるような気がするな」
とつぶやいたのを忘れられません。
それぐらい三橋美智也の声は、こころの奥深くに沁みてくる、
ということだったのでしょう。
歌の上手い人はいっぱいいて、
もちろん三橋さんも人後に落ちず上手いわけですけど、
歌を支える声がなんとも言いようがなくすばらしいと思います、
谷に湧きでる真清水のごとく。
小椋佳さん、堀内孝雄さん、五木ひろしさん
をはじめ、
多くの人が三橋美智也をリスペクトするのも宜なるかな、
という気がします。
・日を迎へ日に向かひゆく秋茜 野衾

