若いころ、ぜんぶではなかったと思いますけど、
つぎつぎ発売されるスティーヴィー・ワンダーのレコードをかなりの数持っていた。
とくに『キー・オブ・ライフ』 (Songs in the Key of Life) は、
愛聴盤でした。
そのなかの「アナザー・スター」をはじめて聴いたとき、
歌詞の意味が分からないのに、からだがふるえた。そういうことってあるんですね。
ジャケットもカッコよかったし。
二枚のLPレコードに収まらず、おまけのちいさいレコードまで付いて。
あのころのスティーヴィーさん、
曲があふれるようにでてきたんでしょうね。
『キー・オブ・ライフ』をふくめその後、レコードはすべて処分し、
CDを買い、CDで聴くようになりましたが、
あとから考えれば、
LPレコードの『キー・オブ・ライフ』は、わたしにとりまして、
いわばモノとしての宝物であって、
コンパクトなCDとはちがった意味をもっていた気がします。
そういうのは、ノスタルジーといえばノスタルジー、
ではあるけれど、感動が深ければ深いほど、
容れ物をはじめ、その周辺のモノとか景色とか、
もろもろをふくめての感動であったのだなあ、とおもいます。
下の写真はCD。
たからもの感、ちがうなぁ!
・しがみつく頑固至極の溽暑かな 野衾

