矢沢永吉さんのことですが…。
キャロル時代の頃から知ってはいましたが、
知っているだけ。
熱烈なファンが多いなか、
ただのファンでもなく、
たとえばカラオケで歌うことはなく、
たまに歌っているひとがいると、
顔から動きからすっかり“永ちゃん”になりきっていて、
ちょっと呆気にとられたり。
わたしが矢沢永吉を意識して聴いたのは、
彼が2012年のNHK紅白歌合戦に出演し、
「IT’S UP TO YOU」を歌ったのを見たときでした。
登場からはじまり、
歌っているときの姿、かたち、すべて目が離せませんでした。
オーラがほかの歌手とまったくちがって見えた。
すなわち、
カッコいい!!
その後、はじめて矢沢さんのCDを購入し、
ときどき聴いていました。
先日、
世話になっている鍼灸の先生のところへ行ったとき、
矢沢永吉の「ひき潮」を聴かせてくださり、
(先生、矢沢さんのかなりのファン)
歌がはじまった瞬間、
文字どおりザワザワっと鳥肌が立った。
いいなあ! って思いました。
それで今度は、
EIKICHI YAZAWA 40th ANNIVERSARY LIVE『BLUE SKY』のDVDを購入。
紅白歌合戦をのぞき、
歌う矢沢さんをちゃんと見たのはこれが初めて。
で。
ミック・ジャガーの動きになんと似ていることよ。
歌の途中の「ハイハイハイ」の盛り上げがサブちゃんの「まつり」みたい。
思わず笑ってしまう。
そしてその明るさ、エネルギー、向日性、
むむ、
だっ、だれかに似ている、
だれだ? だれだ? だれだ?
そうか、そうだ、
三波春夫!
E.YAZAWAはロック界の三波春夫だ。
なんて。
そんなのがファーストインプレッションで。
とにかく見る前と見た後では気分と体調がぜんぜんちがう。
元気になります。
というわけで、
超超遅ればせの矢沢永吉ファンです。
・かなかなや吾と社に降りなづむ 野衾