世間は

 

・曼殊沙華こころ休めと風立ちぬ

 

わたしが日々感じていることのなかに、
「世界は広く世間は狭い」
がありますが、
今度は、
少し前まで集中的に読んでいた
小西甚一を研究する論考が届きました。
大著『日本文藝史』にいたる若き日の小西に焦点を当てるもので、
ササっと読むつもりが、
つい夢中になって読んでしまいました。
まことに、
世界は広く世間は狭い!
いちばんは、
なんといっても、
キーコーヒーのつけまの娘。

 

・山ぼくぼく六国峠霧深し  野衾