歳とともに衰えるもののなかの代表格に視力がありまして、
寝るまえに目薬を注すとか、
注したあと、目を閉じて眼球を時計まわりに20回、
反対まわりに20回まわすとか、
(疲れていて、眼球をまわす回数を数えているうちに眠ってしまうことも)
そんなこんなで、
ケアはしているものの、
たまに古い文庫本で、極端に小さい文字が印刷されているのがあり、
裸眼で本との距離を微調整すれば、
なんとか読めはするけれど、いかにも神経をつかうし、
なんだか疲れることがあります。
それと、
文字を読むのに神経をつかい過ぎるせいか、
文の意味が飛びそうになる。
いけないいけない。
それで、
そうだ、
しばらくまえに買って、
そのままになっている拡大鏡が確か引き出しのなかにあったはず、
とガサゴソやって、
あった!
さっそくつかってみることに。
拡大鏡初体験。
ん!? おっ! もひとつ、おっ!
いいっ!!
そうか。こんな感じなんだ。
もっと早くに気づけばよかったよ。
読むスピードは落ちるけど、
ストレスフリーでイラつくことがありません。
5ポイント、
いや、
おそらく4ポイントだと思うけど、
それぐらいの大きさの文字を読むには、
いまのわたしに拡大鏡は必需品。
買っといてよかった。
・晴れ晴れと相模遥かや山法師 野衾