霜始降

 

季節のうつろいを春夏秋冬で表しますが、
さらに、
半月ごとの二十四節気、ほぼ五日ごとの七十二候があります。
10月27日のきょうは、
二十四節気では「霜降《そうこう》」、
七十二候では五十二候目にあたる「霜始降《しもはじめてふる》」
週に三度、
健康伺いを兼ね、
秋田の田舎に住んでいる高齢の親に電話をしますが、
前回、25日に電話した折、
稲刈りを終えた田んぼに霜が降り一面真っ白になっていると告げられました。
七十二候はほぼ五日ごとで、
25日といえば、
「霜始降《しもはじめてふる》」のちょうど真ん中、
五日あるうちの三日目にあたる。
ウソがなく、気持ちがいい。

 

・秋晴や上り列車の後の富士  野衾