小椋佳コンサート

 

 ゆらりゆら三島梅花藻やまわらふ

に行ってまいりました。
神奈川県民ホールは超満員。
小椋さん、六十六歳だそうです。
休憩を十分挟みましたが、
正味三時間、
ゆたかな小椋さんの声と歌とトークを
たっぷり味わいました。
客層は、わたしはたぶん若いほうで、
小椋さんと同年代の人が多かったでしょう。
歌の最中、隣りのおじさんをふと見ると、
眼を閉じて眠っているようでしたが、
歌が終ると、ハンカチを出し、
両目を拭きました。
思い出の歌だったのかもしれません。
♪ 真っ白な陶磁器を眺めては飽きもせず…
で始まる「白い一日」という歌です。
その歌に関するわたしの思い出といえば、
なんで真っ白な掃除機を眺めて飽きないんだ?
と、疑問に思いながら聴いていたことです。
ですから、
泣くどころか、笑ってしまいます。

 桜散るコーヒー片手のバルザック

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