Archives : 10月, 2008

シュウ酸カルシウム

 擂り鉢や山芋すりすり痒くりな
 山芋を擂って痒くなるのは、シュウ酸カルシウムの針状結晶だとかいうものだそうで、知りませんでした。山芋の皮の部分に多くあるらしく、擂っているうちに、その針状結晶が皮膚に刺さって痒くなるのだとか。
 ところでこのシュウ酸カルシウム、尿管結石、腎臓結石の原因物質でもあるそうです。
 秋田の父は、かつて尿管結石で入院したことがあります。
 父は、結石を振って落とそうと考え、病院の屋上でピョンピョンピョンピョン跳ねたそうです。ところが、頑固な結石はなかなか落ちてくれません。あるとき、トイレで用を足していたとき、陶器の便器にカッラーン!と何かが落ちたのだとか。覗いてみたら、小さな石。まさに、尿管結石が飛び出た瞬間でした。
 とろろで、いや、ところで、とろろは父の大好物です。
 鰯雲いやいや嫁にやらされて

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静黙

 ひかりなとダマッコ丸めて秋晴るる
 夕方4時から5時くらいでしょうかね。いつも掛かっている音楽が止み、気が付けば外の工事の音が止み、電話もしばし途絶え、だれ一人話をせず、それぞれ黙々と自分の仕事に精をだしているという、そういう時間帯があります。
 聞こえてくるのは、キーボードを打つ音ぐらいのものです。大げさかもしれませんが、神聖な感じさえします。
 奥邃が言った「静黙」ということばを思い出しました。
 擂り鉢や金融危機の秋暮るる

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写メール

 父に訊き母に訊きしてとろろ擂る
 先日、ひかりちゃん、りなちゃんとダマッ子もちを作ったときの写真を秋田の父にメールしたら、間もなく電話が掛かってきて、
「向がって右がひかりちゃん、左がりなちゃんて書いであるども、写真が見あだらないのは、なしてだ?」と言うから、
「文章の下さ写真あるって」
「なんも、にゃよ」
「にゃはずにゃって。開いだ画面を下さスクロールしていげば見れるはずだ」
「なに? ストローレ?」
「ストローレでにゃぐ、スクロール! んにゃ、おいが悪がった。右がひかりちゃん、左がりなちゃんて書いである文章が出できたら、画面の下さ、いぢばんでっかいボダンがあるべ。そのでっかいボダンの下のどごろをポチポチポチポチ小刻みに押していぐわげさ。ポチポチって言っても、犬の名前でねーがらな。ん!? そんたらごどは分がる? あはははは…。すんません。とにかぐ、でっかいボダンの下のどごろをポチポチって小刻みに押していげば、見えでくるはずだよ」
 まだまだ続いたが、濁点の多い秋田弁でのやりとりは、読むほうも書くほうも大変なので、これぐらいにしておくが、その後、父から電話が掛かってこないので、あの説明ではダメだったかと思って電話したら、見れたって言うから、苦労して説明した甲斐があった。ふ〜
 叔父叔母と共にかっ込むとろろ汁

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大放屁

 擂り鉢や山芋ダマッコ恋しかり
 午後1時に来客の予定があり、早めの食事を太宗庵にて。肉うどん大盛り+餅=1010円。餅の香ばしいかほりがうどんの汁と交じり、えもいわれぬ味が口中に広がる。
 社に戻ったら12時半。まだ30分あるので、近くの郵便局に行くことにした。役人どもめ、ろくでもないことばかりしくさって、腹立たしいこと限りなしだが、とりあえず今月分の年金と国民健康保険料を納めることに。
 このごろは、税金を払うために、少ない給料で働いているようなもの。まったく、まったく、こんちくしょうめ!! こんちくしょう!!
 と、ぶりぶり歩いていたら、なんだか、もよおしてきて、バババババッと、芯を外したオートバイのマフラーのような音がした。あはははは… ざまあ見ろ!(何が?)
 擂り鉢やふるさと食ぶよ神無月

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宝物

 径一尺すり鉢抱えお月さん
 とうとう手にしました。伝統的な焼き物の擂り鉢。秋田の家にあるのとおんなじ。だはははは…。これさえあれば百人力。食べたいときに、いつでもダマッコ餅でも、トトロでなくトロロでもつくれる。こんなうれしいことはありません。
 土曜日さっそく、ひかりちゃんとりなちゃんでひかりなちゃんとダマッコ餅とトロロをつくりました。うめかったー!! 大満足!!
 すり鉢を買って十五夜足軽き

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。