好きが一番!

 がに股の割り箸を落つホタルイカ
 『ガラスの文明史』(仮題)の著者、来社。長くガラスにかかわる仕事をしてこられた方で、仕事を通じてガラスの世界に魅せられ、これまで数冊の本と多数の論文を発表されている。今度小社から出すことになる『ガラスの文明史』は、ガラスの観点から見た世界史。四大河文明もアレキサンダーもローマ帝国も、およそ学校の世界史で習った用語はほとんど登場する。ガラスは高温で変容するが、歴史のうねりによっても変成作用をうける。ヨーロッパのガラス工場がなぜ森の中にあるかというのも、この本の一つのキモだ。
 著者は現在78歳。13日からガラスの取材がてらイタリアを旅行するという。
 『たのしいジャズ入門』の著者・寺島靖国さんは、オーディオ熱が嵩じて、家の近くに個人用の電柱(!?)まで立てた。それによって、オーディオの鳴りがちがうというのだが、真偽の程はわからない。でも、これも元気の出る話。寺島さん、70歳。
 師匠竹内敏晴は今年82歳!(かな? だったと思います。ちがっていたらゴメンナサイ!)からだをつかうワークショップに東奔西走の日々を送っている。お願いすれば、逆立ちまでしかねない勢いなのだ。
 人間、好きが一番! ね、ナイ2君。マーク・レビンソンのアンプか〜

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