ワシントン賢治も集ふ桜かな
トイレで用を足しながら、こう考えた。10年といえば、桜三月、うきうきドキドキで小学校の門をくぐった新入生が高校2年生になるということか。
会社はどうだろう。自宅で会社を始めたのが、つい昨日とは言わないけれど、高校2年生が、母に連れられて歩いた小学校の入学式を思い出す時間とは比べるべくもない。
ラヤ・サクラヤのあかねさんから、かつてわたしは木のテーブルをいただいた。会社を起こす前だ。気に入って、毎日この日記も木のテーブルに向かって書いている。
昨日、あかねさんから無垢の木を磨くワックスをいただいた。無毒、無害、無臭。
夕食後、さっそくテーブルを水で拭き、乾いた後にワックスを塗って磨いた。しっとりと、いい感じになった。
会社には、足柄山まで出向いて作ってもらった木のテーブルがある。作ってくれた仏師さんは、もういない。
こっちも、みんなでワックスがけだ。