石原さとみ

 

・大海を映して青き冬の天

 

夢に石原さとみがでてきました。
きれーっ!
かわいいっ!
ちっちゃい!
おにんぎょさんみたい!
いろいろ言ってさわぐのは女子で、
男子はなんとか気をひこうとあの手この手。
ところで石原さとみの「さとみ」
標準語ではフラットに発音しますが、
バナナを秋田ではバナと
真ん中の「ナ」にアクセントがあるように、
さとみは「と」にアクセントがあり、
みになります。
そうすると、
石原さとみが急に
ほっぺたの赤い娘に変身する具合。
んだてが。
んだよ。

「んだてが」は「そうなのか?」の意。
「んだよ」は「そうだよ」

 

・つんのめり車中老老日向ぼこ  野衾

 

二十年目

 

・煩ひは明日に任せよ冬の鳶

 

東京に出る用事がありましたので、
その帰りに、
秋田魁新報東京支社を訪問。
アポなしにもかかわらず
親切ていねいに応対していただきました。
二月二十日からの銀座教文館での春風社ブックフェア、
三月三十一日『鎌倉アカデミア 青の時代』
の映画上映プラス対談等々
について説明。
そのとき指摘されてなるほどと思いましたが、
弊社は1999年10月1日創業で、
ただいま十九期目なわけですが、
創業の年からカウントすると、
たしかに今年は二十年目。
なるほどなるほど。

 

・還暦や塩を控えて帰路の春  野衾

 

雪道

 

・街灯を斜めに撫でる吹雪かな

 

雪は止んでも残った雪が足をすくい、
朝方はどなたもそろりそろり下を向いて歩いていました。
こちらで生まれ育った方は、
慣れていませんから一歩一歩がたいへん。
そこへいくと、
北国生まれの者は、
雪道の歩き方を頭より
からだが覚えていますから、
注意はするけれど、
そんなにたいへんなことはありません。
ただ雪質が違いますから、
過信は禁物です。

 

・溶け始むどなたの作か雪まろげ  野衾

 

雪の写真

 

・大群の雪雪雪の黝きかな

 

この日記に載せている写真は、
ふだんづかいのスマホで撮ったものですが、
寒々した秋田の写真が
ことのほかみなさんに好評です。
新幹線の中から写したものが絵のようであったり、
夕刻散歩がてら写した風景が
青みがかって
独特の風情を醸したり。
きのうは関東全域が雪に覆われました。
何枚か撮りましたが、
写真で見ても
雪の質が違っているようです。

 

・関東を一色にしてぼた雪  野衾

 

日曜散歩

 

・煽られて羽ひるがへす冬の鳶

 

天気がいいので家人と横浜市児童遊園地へ。
二時半過ぎのこととて、
昼食後の腹ごなしか、
ウォーキング、ジョギング、子ども連れ、
けっこうなひとが出ていました。
老犬の後ろ脚をベルトで釣り上げゆっくり散歩する女性がいたので、
「おじいちゃんですか? おばあちゃんですか?」
と尋ねると、
「おじいちゃん。十六歳。ヘルニアなものですから」
老犬に声をかけ、
またゆっくり歩いて行きました。
遊園地を一巡りし、
約一時間半の散歩を終えて帰宅すると、
歩数8500でありました。

 

・焼き鳥屋冴えゆく空を燻しけり  野衾

 

平成の寅さん

 

・米どさり親から届くお正月

 

きょうは十九日で明日は二十日。
たのしみにしているテレビ番組
「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」
が夜7時54分からあります。
どこに行っても人気の出川さん、
「握手してもらえませんか」
「写真いっしょに撮らせてもらっていいですか」

子どもたちからおじいちゃんおばあちゃんまで、
矢継ぎ早に続々列をなすらしい。
スタッフが見るに見かねて注意すると、
出川さんが
「俺たちにのほうがおじゃまさせてもらっているんだから」
とスタッフに声をかけ、
握手にこたえ、
サインし、
いっしょに写真を撮るらしく。
テレビ番組におけるお笑い芸人の
ピラミッド型ヒエラルキーに風穴を開けた
感のある出川さんですが、
本人はずっと変わらず力が抜けて
ひとを大切にしているよう。
お天道様は見ているぜ。

 

・遊園地眼下に抱く冬の鳶  野衾

 

遠近両用メガネ

 

・岩砕き雪解け水の轟けり

 

メガネストラップが故郷秋田で不評だったこともあり、
横浜に戻りさっそくメガネ店に直行し、
遠近両用レンズを依頼したことは
先日ここに書いた通りですが、
それがきのう出来上がってきました。
受け取りに行ってすぐに着用し、
そのまま午後の仕事に入りましたが、
フレームが旧のまま
のためか、
レンズが遠近両用であることを忘れ、
近くの小さい字を見るのに不都合もなく、
いたって便利。
電車内でマスクの上にぺろんとメガネをぶら下げ
文庫本を読むのがどうにも恰好わるく、
さてどうしたものかと思っていましたから、
そうしなくていいことが
いちばんありがたい。

 

・高く高く社のうへの冬の鳶  野衾