昼寝

 

 梅雨の下父の目奪(と)りし嬰児籠(えじこ)かな

朝、出掛けにテレビをつけたら、
十五分の昼寝が健康によいと医者が話していました。
やっぱりそうなのか、と思いました。
昼食がはやく済み、
早々に社に戻ったときなど、
わたしは常に、
というわけではありませんが、
かなり頻繁に昼寝をします。
それがちょうど十五分。
窓と机の間のスペースに新聞紙を敷き横になります。
ナイ2君が、
昼休みに相応しいBGMをかけてくれますから、
それが導きとなって、
知らず知らず眠りの世界へ。
ハッと眼を覚まし、腕時計を見ると、
だいたい十五分たっています。
眠りにつくまで二~三分は経過しているはずですから、
実際眠っている時間は、せいぜい十二~三分。
それでも、なんだかシャキッとして、
昼寝をせずに午後の仕事に突入した時とでは、
気分が全然ちがいます。
仕事のはかどり方にまで影響するようです。
というわけで、
今日も昼寝をしようっと。

 口あけて空を見てゐる梅雨晴間

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