佐々木先生来社

 

 荒梅雨の終りの日のみ近づけり

戦前 感化・教護実践史』『増補 「いい子」の非行
を弊社から上梓している佐々木光郎先生が来社されました。
春風社立ち上げの頃、
東京駅八重洲口にあるホテルの喫茶室で
打ち合わせをしたことが懐かしく思い出されます。
明日も知れない時期に、
大事な業績を本にすることを任せてくださり、
本当にありがたかったです。
『「いい子」の非行』は増補とあるとおり、
元の本3000部が売り切れ、後に新版を作りました。
創業から十二年が過ぎ、
少しは名前を認知してもらえるようになりましたが、
名前も知らない、
どこの馬の骨か分からない出版社の本が、
3000部も売れ、売り切れたことは異例でした。
昨日の打ち合わせで、
来春までに『戦時下少年教護実践史』と『野の学校』を
弊社から出版することになりました。
先生のご研究の集大成になります。

 アーアーアー寝ぼけ烏の夏の朝

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