はたらくについて 2

 

はたらく、ってなんだ? ということですが、
本で読んだり、ひとの話を聴いたりし、そうかぁ、と納得することもあれば、
そうかなぁ、と、さらに疑問符がかさなることも。
いまのところ、
わたしが「これだ!」と腑に落ちたのは、
鈴木重雄さんという方の『幽顯哲学』という本にある説明です。
1940年刊行の本。
これについては、
すでに昨年の2月14日にこのブログにとり上げましたので、
くりかえしは避けますが、
要点は、
「はたらく」の語源は初田開く(はつたあらく)であろうということでした。
開くと書いて「あらく」と読むことがあるかと疑問に思い、
『広辞苑』をしらべてみたら、
ありました。
いわく、
「(関東・東北地方で)荒地。また、新しく開いた畑や山畑。
動詞として、開墾する意にも用いる」と。
わたしが農家出身ということもありまして、荒地を開墾して畑にしたり、
田んぼにしたりすることが「はたらく」のもともとの意味だよ、
という説明はしっくり来ます。

 

・ありがたく掌に受く石清水  野衾