今月12日から16日まで秋田に帰省していました。
ことし1月に他界した母の新盆にあたり、墓参りをしたときのこと、
そこで何十年ぶりかの、ほんとうに久しぶりの幼なじみに出会いました。
むこうもびっくり、わたしもびっくり。
ほんの数秒見つめ合ったあと、ふたりともかぶっていた帽子を脱ぎ、
髪の毛の薄くなったあたまを見せ合い、大笑い。
ときのながれの速さを身にしみて感じました。
このごろ帰省するたびに好んでするのは、
散歩。
家を出て、バス通りを左に折れ、井内町内へ下り、
Sさんの家を正面に見ながら、鋭角的に左へ曲がり、大麦へ向かいます。
サギが数羽、ゆったり田んぼの上を飛んでいきます。
町の由来になった井川のせせらぎは、前の晩の大雨の勢いをたたえて、
いつもより高鳴っているよう。
稲穂はずいぶんこうべを垂れはじめました。
田んぼの上を赤とんぼが舞っています。秋はまだかいな。
大麦町内を抜け、寺沢方面へ。
建物が変ったり、くねった道が放置されまっすぐの道に変っても、
上下左右360度、見まわし、見わたしてみれば、
変化したのは1パーセントにも満たない気がします。
横浜だって緑が少ないわけではないけれど、
ふるさとの緑というのは、ビジュアルだけでなく、
川のせせらぎや空気のにおいなどとあいまって、どくとくのものがあり、
五感にくるなぁとおもうことしきり。
一歩一歩の先にゆっくり展開するパノラマに
さまざまな思い出が幾層にもなって迫ってきます。
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弊社は、本日より通常営業です。よろしくお願い申し上げます。
・父がいて弟がいて帰省かな 野衾

