感謝離

 

ふだん使っているカバンのほかに、
本の持ち運びの際、安価なトートバッグを使用していました。
軽量で折り畳みができ、
使うときだけ広げて本を入れる。
手になじむし、
持ち運びのとき、体にフィットし、体側が気にならない。
多い時は九冊も十冊も。
使っているうちに、取っ手がとれましたので、
安全ピン四個で留めたら頑丈になり、
またしばらく使いました。
とても重宝していたのですが、
この度、思い切って捨てることにしました。
取っ手の所は頑張っているけれど、
袋の底が薄くなり、
光に当てると、小さい穴が数か所開いているのが分かります。
穴が大きくなったり、
穴同士がつながって最終的に破けるまで使う
という手もないではないですが、
そこまでしなくてもと諦め、
捨てることに。
ありがとうございました。

 

・山あいの夕餉の声や濃竜胆  野衾