汗みずく息を殺して傘の下
昨日の読売新聞文化面「記者ノート」に「幼き日の物語 奇跡の新訳」として『わしといたずらキルディーン』が紹介されました。記事を書いてくださったのは、永井一顕さん。こなれた、わかりやすい、かつ深い味わいのある文章で、一読、目頭が熱くなりました。そうだな、そうだな、と、本づくりの醍醐味を改めて確認した次第です。
永井さんは文章を、「幼いころ親に読み聞かせてもらった本は、人格形成に少なからず影響する。」と始め、「書物の「生命力」を象徴するような出来事である。」と結んでいます。
志ん生がこんちくしょうめ!の夏来たる
先日、パソコンに向かいこの日記を書いていた時のことです。いきなり、ミーンミンミンミンミンミンとやられました。
自分の頭蓋が耳のところから破れ、まさにそこがブルブル震えているようです。
あまりの声に驚き、椅子を廻して見遣れば、大きな蝉がベランダの天井に張り付いて、こちらもブルブルと体を震わせています。うるせー、この野郎!! るせーってんだあ!! 自制心を失い、思わず怒鳴っていました。ミ・と、飛び立ちましたが、小便を引っ掛けられなくて良かった。
バチバチと雨に囲まる蝉の声
女高生花火パンツのコラボかな
下の写真をご覧ください。先日、朝、ベランダに来ていました。
しばらく様子をうかがっていると、とことことこと歩いては立ち止まり歩いては立ち止まりしています。何をしているのだろうと興味を持ち、気付かれぬようにそっと近づいてみると、黄色い舌を伸ばし、エアコンの室外機から流れ出る水を吸い込んでいるのでした。
水溜りができているわけではなく、コンクリートが薄っすら濡れている程度なのですが、それでも蝶には十分とみえます。黄色い舌をコンクリートにググッと押しつけ、舌を折り曲げながら吸い込んでいます。よほどノドが乾いていたのでしょう。
雷や破れ障子の隙間から
ヤマヨシの「北海道リッチバター」を食して以来すっかりハマってしまった(といっても、他はあまり食さない)わたしですが、そこへ行けば必ず置いてあったq’s martに置いていない。
アイメイク、付けまつげばっちりの店員に聞くと、棚ぞろえを変えたので、しばらく入らないとのこと。ほんとかよ。
あんなに美味しい、しかも、わたしだけでなく売れに売れていた「北海道リッチバター」を除けるとはなにごと!? ヤマヨシさ〜ん、なんとかしてくれぃ!!
ポテキチの編集長ナイトウは会社が絵理、ん? 失礼! 会社帰り、「北海道リッチバター」を求めて3軒も4軒もコンビニを廻ったそうです。どこにもありませんでしたと、朝、こころなしか淋しげに出社してきました。
ところで、ヤマヨシさんですが、先日ここに書いた「北海道リッチバター」絶賛記事を読んでくださった商品開発部の方が、な、なんと、「北海道リッチバター」1ダース、「わさビーフ」1ダースを送ってくださった。有り難し!! 社員総出(!?)で食し、近所にもお裾分けしました。
ポテキチナイトウが「北海道リッチバター」ファンになったのも、それ以来です。