早とちり

 祖母の眼が笑っているよ花万朶
 サラ・マクラクランの新譜が出ていたのかー、と思って、さっそくインターネットでHMVに注文。そうしたら、しばらく(1ヶ月ぐらい)して、廃盤になりましたのでキャンセルさせてくださいとのメールが入った。そうなると、ますます欲しくなるのが人情というもの。このアルバム、サラが気に入っているミュージシャンの歌をサラが歌っている。
 どうにも諦めきれなくて、グーグルであちこち探していたら、外国の稀少なCDやレコードを専門に扱うサイトを見つけ欣喜雀躍、すぐに注文した。1枚しかなかったらしく、注文後検索すると、SOLD OUTになっていた。
 一昨日の月曜日、会社に届いた。ウッシッシッシッシ…。ボリュームを低くし、聴いてみた。ん!? なんか変? ボリュームを低くしているせいなのか、とてもサラの声に聞こえない。ん!? ん!?
 何曲目かで決定的になった。男の声がした。改めてCDジャケットをよく見てみる。あっ、あっ、あっ!!!
 早とちりであった。であった。であった、のであった。どこにもサラが歌っているとは書いていない。縦横に、artist’s choice SARAH MCLACHLAN music that matters to her と書いてある。あ〜〜〜!! そういうことだったのか〜〜〜っ!!!
 早とちりもいいとこ、なのであった。トホホホホ…。
 だったら、ジャケットにサラの写真なんか使うなよ。映画のDVDに監督の写真を載せるみたいなもんじゃねーか。なんだよ、くっそーーー!! ぜってー、訴えてやるーー!!! あ〜あ。
 話すほど不完全なり春の午後

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