同時掲載

 写真集『北上川』の書評が朝日と毎日の両紙に昨日(11日)同時掲載。朝日は作家の立松和平氏、「近年の収穫といえる写真集である」と結び、毎日の書評子・寒氏は「半世紀にわたる北上川の貴重な歴史、写真記録である」と結んでいる。特に、朝日では、これは立松氏が選んだものだろうと思うが、馬市にやってきた博労が札束を数えている、今の人が見たら、ギョッとするような写真が掲載されている。「膨大な時間が流れ、人生の元手を惜しげもなく注ぎ込んでいる」とはよくぞ言ってくださった。
 さっそく橋本さんに電話をし、二つの書評について喜び合い、電話口で酒を酌み交わす気分だった。