こころと体

 次回『春風倶楽部』のテーマである。これ、わたしの担当で、そのつど勝手に(というより、その時々に切実な)テーマを決めている。人形に関心が向けば「人形偏愛」にし、「女」の不思議にとらわれれば、「おんな オンナ 女」。で、今回は「こころと体」。
 心身一如ということばもあるくらいだから、つながってはいるのだろう。一如というからには、つながっているというような生易しいことではないのかもしれない。そのあたりのことを、みなさんどう考えておられるのだろうか。ぜひ、聞いてみたい。
 世はストレス社会。ストレスを溜めないようにすることが健康の秘訣とは、よく耳にする。でも、実際のところ、それが難しいから悩むじゃないか。酒でも飲んでカラオケ歌って、ということもあろう。
 名古屋の有名な鍼灸の先生が仰っていたが、由緒ある鍼灸のマニュアル(あるんだ!)では対応しきれないことが最近多くなっているそうだ。体自体が変わってきているため、マニュアル通りにやってもダメで、体に訊きながら診なければならない。難しい時代です、と。