オートバイ乗りの夢

 

たまに、そうですね、
二年に一度か三年に一度ぐらいでしょうか、
大型のオートバイを所有している夢を見ます。
ハーレーダビッドソンほどではなくても、
排気量1000ccは超えるようなの。
かっこよく乗っているというのは少なくて、
ただ、
じぶんがそれを持っていて、
車庫においてあるとか、そんな感じの。
おとといでしたか、
めずらしくオートバイに乗って出かけ、気をよくしていたものの、
浮かれていたのか、
カギを抜くのを忘れたままオートバイを離れ、
ハッと気づいてその場に戻ったら、
オートバイはどこにも見当たらず。
近くにいたひとに訊いても首を横に振るばかり。
夢は急にしぼんで空の色までどんよりしてしまいました。
オートバイに限らず、
失くす夢、モノを忘れる夢が多い。
オートバイは、
実際には高校生の頃、
50ccの原付に乗っていたことがありました。

 

・春光や埃あらはれきらり消ゆ  野衾