サルバドール・ダリ

 

中学校の美術の教科書にのっていたのを見た
のが最初だったと思います。
「記憶の固執」
なにか四角い大きなものの角に置かれた時計が
くにゃりと曲がり、
枯れ木の枝にも時計がかかっていて
こちらも二つ折りみたいにやわらかい。
好きでも嫌いでもなく、
ただなんとなく印象にのこった気がします。
思い出したのはわけがありまして、
自宅で使用している
マウスパッド。
革製品をあつかう店の外に「どれでも五百円」で売っていた
革の切れ端を買いました。
けっこう大きかったので
てきとうにハサミで切ってつかっています。
それが下の写真。
それを見て
アッ!
思い出したのでした。

 

・ダリの時計くにゃりくにゃりの大暑かな  野衾