仕事ならともかく

 

 受話器置き雪しんしんと積もりけり

先週十五日、十七日と渋谷に行ってきました。
十五日は大嶋拓監督の「火星のわが家」の上映とトークイベント。
十七日は矢萩多聞さんプロデュースの
パキスタンTVショー「Coke Studio」の上映とトークイベント。
ジーンとなったり、しみじみしたり、
また、腹を抱えて笑ったりもし、
大いに楽しませてもらいましたが、
イベントの前と後がどうもいけません。
あの若者たちの雑踏でめまいがしてきます。
副詞「ともかく」の例文として、
「仕事ならともかく、渋谷へはめったに行かない」とあったのは、
三省堂の『新明解国語辞典』だったでしょうか。
二日渋谷に行ってみて、
ますます行かなくなるなと思いました。

写真は、なるちゃん提供。

 テムジンの旅や遥かの冬銀河