木の机

 

 バタバタと素っ頓狂の遅れ蝉

春風社には部屋の真ん中にどでかい木のテーブルがあります。
足柄山の仏師・吉田幸蔵さんがつくってくれました。
著者との打ち合わせ、版下づくり、企画会議、昼食、飲み会等々、
多目的テーブルとして活躍してくれています。
会社に来て二年ほどは、楠のいい香りが部屋中に漂っていました。
香りはさすがに無くなりましたが、ぬくもりは無くなっていません。
無垢の木を使っていますから、年とともに艶を増しています。
来年は、社員全員の木の机が買えるように、
仕事をがんばろうと思います。
一日が終わり、ストレスを発散するために飲むビールと、
一日充実し、いい仕事ができたなあと思って飲むビールでは、
自ずと味がちがいますし酒の回りもちがいます。
集中して皆が仕事に向かう姿を見ると、
そのなかで自分も仕事ができることをありがたく思います。

 爽籟や竹林の覇者千里の虎

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