楽心会

 猿のごと野に放たれし秋さびし
 北川八郎先生のセミナーに参加。
 北川先生は東京でサラリーマンをしていたが、辞めて、今は熊本で農業をしながらトマトなどをつかった自然釉(しぜんゆう)による陶器をつくっておられる。
 以前から本を読み一度お目にかかりたいと思っていたので、興味津津で会場におもむいた。
 写真で見るとおりの飾らないお人柄で、肩の力が抜けた話にこちらの顔もいつしかほころぶ具合。
 参加者は35、6人ほどか。
 セミナーの最後のほうで、肛門を締める運動が体にとてもいいというお話があり、参加者全員が椅子に座ったまま肛門体操をしたのには笑えた。微かに上半身がピク、ピクと動くので、それとわかった。
 ご挨拶をし、握手した時、先生のあたたかい力がふわりと入ってきたように感じた。
 背後より改札口も秋に入る
 秋空やまばゆきときを眺めけり

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