・坂の上ただなんとなく秋見てる
テレビを点けたら、
明石家さんまが司会をする番組に現役東大生が
大勢でていました。
天下の東大、
もちろんアタマはいいわけですが、
東大生には
東大生ならではの悩み
があるらしく、
そこは司会のさんまさん、
うまく盛り上げ
おもしろい番組でした。
日曜日のこととて
家人は出かけており、
ひとり寝転がって見ていたのですが、
思わず、
声を出し
笑った場面がありました。
ちょっと様子のいい茶髪男子、
ある時期、
トイレ掃除のアルバイトをしたことがあったそうです。
便器をいっしょうけんめい
拭いていたら、
上司からいきなり、
「東大生なんだから、
もっと効率よくできないのかっ!」
と注意されたのだとか。
東大青年カチンときた。
「便器を拭くのに効率もクソもあるかよ!」
こころのなかで叫んだ。
アハハハハ…
そりゃあ怒るよな。
それはともかく、
「便器を拭くのに効率もクソも…」
トイレ掃除なだけに「クソ」が効いている。
さすが東大!
怒られただけで終らせない。
と思ったら
可笑しくなって、
ひとり爆笑。
笑ったせいか昼寝は爆睡。
・爪ぱちんと飛んだ三日の月 野衾
・夏休み放すもんかのりなぴかな
元総理の麻生さんが「未曾有」を「みぞうゆう」と読んで
顰蹙を買った
ことは記憶に新しいのですが、
先だって、
岩波文庫の『正法眼蔵』を読んでいたら、
「未曾有」に
「みぞうゆう」と
ルビが振られていてびっくり。
ええええっ!
ありなの!?
中村元の広説佛教語大辞典で調べてみると、
「みぞう」と「みぞうう」
はでてきますが、
「みぞうゆう」はありません。
しかし、
岩波文庫『正法眼蔵』の校注は
水野弥穂子さん。
先年亡くなりましたが、
曹洞宗の僧侶でもあり、
生涯『正法眼蔵』を読み込み研究された方で、
ルビを間違えるとは思えません。
???
いや、
その可能性も
無きにしも非ずか?
くわばらくわばら。
一国の総理が「未曾有」を
「みぞうゆう」と誤読するなんて、
と100パーセント
馬鹿にしていましたが、
「みぞうゆう」の読み方が無いわけではなかった。
いや、まだ分かりません。
ここは慎重に。
しかし、
常識にとらわれ度が過ぎると、
とんでもないことになりかねないことは確か。
とは言い条、
マンガ好きの麻生さん、
『正法眼蔵』を読んでいたとも思えないけれど…。
・夏休み終へて地獄の試験かな 野衾
・群青の空に岩肌台風過
外を歩いていると、
あちこちで蟬の死骸を目にします。
出社時、
桜木町にある本町小学校横の路地に入ったとき、
日陰になったところに
アブラゼミが落ちていました。
羽の先がギザギザし、
まるで破れた蛇の目傘。
死んでいるのか
と思いましたが、
木にとまるような形で道にしがみ付いており、
なんとなく気になって、
抓んでみました。
蟻が三匹たかっていましたから、
ふっふっと
息を吹きかけ振り払うと、
死んでいる
とばかり思われた蟬が
鳴きはしないけれど、
ゆっくり脚を動かすではありませんか。
いやビックリ。
捨てるわけにもいかず、
ゆっくり歩いて
階段に差し掛かったところの藪の下に置きました。
ここなら蟻も嗅ぎつけないでしょう。
会社で一日仕事をし、
ひとの仕事もしましたが、
それよりアブラゼミ。
帰りがけに見たら、
居なくなっていました。
だれか持ち去ったか?
台風で吹き飛ばされたか?
消えたか?
・羽破れいのち今わのアブラゼミ 野衾
・草の香におどろかれぬる秋来ぬと
米菓もいろいろありまして、
コンビニやスーパーで
これは
と思うものがあれば、
買ってきて食べているのですが、
今日紹介するのは、
新潟にある菓子舗・亀田製菓のハッピーターン。
紹介するまでもなく、
みなさんご存知かもしれません。
わたし個人的にコレ傑作だと思いますね。
発売から40周年だそうで、
米菓激戦の時代において40年は大したもの。
改めて食べてみますと、
たしかに、
むべなるかなであります。
サクサクっとした食感と
米菓特有の軽さ美味さもさることながら、
まぶされている砂糖パウダーが
ほどよく甘く
甘すぎず、
つい三個四個五個と食べてしまいます。
袋に描かれているハッピーキャラのターン王子、
これまた昭和の雰囲気を
そこはかとなく
醸しだし、
昭和好きにはたまりません。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
お菓子うまけりゃ袋までうまい!
袋の裏に、
「みんなにHAPPYがTURNしますように☆☆」
そういうことか。
さてと、
あと四個残っているな。
・落ち来たる露のいのちの消えぬ間に 野衾







