このブログは、散文のあとに拙句一句と写真を一枚載せるようにしています。
散文と拙句と写真はまったく無関係ですが、
このごろつくった俳句から一句選び、
このごろ撮った写真から一枚選んで載せてみると、
脳が勝手に動き出すのか、
なんとなく微かな意味の連関が生じているように感じるときもあります。
先月の終り、
四日ほど帰省しましたが、
いつものように、思いつくままパチパチ写真を撮りました。
貯金をくずす如くそれを一枚ずつ使ってきましたが、
きょうの一枚が最後になります。
意味の連関が期せずして生じている、
と感じられる組み合わせがたまにあるとはいっても、
それはほんとうに稀なケースであって、
ほとんどは、
どう考えたって関連があるとは思えないものばかり。
たとえばきのう、
「怒りの凶暴性」の文章の最後にカニの脚の写真を載せましたが、
小説仕立てでもしないかぎりちょっと無理。
「怒りの凶暴性とカニの脚」
意外性はありそうなので、あとは中身でしょうか。
・日暮し果つる一雨ごとの春 野衾