伊勢山皇大神宮

 びょうびょうの時を払ひし大晦日
 小社が入っている横浜市教育会館の隣りがホテル開洋亭で、昨年から取り壊し作業が続いている。その後ろが伊勢山皇大神宮。開洋亭と伊勢山皇大神宮は何らか繋がりがあると聞いたことがある。だとすれば、神様も自分のところは救えなかったということか。
 それはともかく。仕事始めには例年、伊勢山皇大神宮に社員総出でお参りし祝詞をあげてもらう。昨年はキルディーンのこともあったから、それのお礼参りも兼ね。
 いやはや驚いた。さもありなんとは思っていたが、予想をはるかに超える人でごった返し、破魔矢やお御籤を売るための臨時の販売所まで設えられていた。いま賑わっているのは、ハローワークと神社仏閣とヨドバシカメラぐらいか。こんなにみんな苦労しているというのに、税金の無駄づかいばかりしていながら政権抗争にうつつを抜かす政治家どものツラを思い浮かべると、腹の底から怒りがもたげてくる。政治家は、政治の一つもしたらどうなのだ。
 雀の子さえずり交わす大晦日

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