微妙のこと

 

・ねこはいをよみてわれまたねことなり ニャ~

十四年続けているこの日記ですが、
もともとは、
出社してからパソコンを立ち上げ、
その日の一番の仕事として入力していたのを、
ある理由から思うところがあり、
早朝自宅のパソコンで入力し、
管理画面を開いてアップするようになって、
現在に至ります。
今となっては、
この時間がいちばん、
静かで、落ち着き、垂直にいられる至福のとき。
そう感じます。
これを書こうと前夜から考えていて書くこともありますが、
そういうのは少なくて、
多くは、
パソコンを立ち上げてからの行いです。
割とすぐに書く内容を思いつくこともあれば、
かなりな時間、
たとえば三十分、ときに四十分、
一時間を過ぎることもないわけでなく、
待って待って待ちます。
待つということ。
わたしはこれが苦手です。
が、
待っていると、
ふとアイディアが、
端的にいえば、
言葉がといっていいでしょう、
それがやってきて、
そうすると、
急いでキーボードを打ち始めます。
一日が恩寵から始まるといっていいかもしれません。
恩寵とはまず言葉。
それを思うと、
何が幸いするか分からない。
天の配剤まさに微妙、
また美妙、
きっと理由はあるのでしょう。
あわてず、騒がず、垂直でいたい。
どんなかたちでなされるのか、
分からないことのほうが多いです。

・くもり避けマスクずらして効果薄  野衾