秋田弁を護る!?

 

 ぽかぽかとひたすら眠き気功かな

「よこはまの げまち」の次は、
「秋田弁 護士会」
笑っちゃいました。
秋田魁新報を読んでいたら、
一行が十四文字で
ちょうど行末が「秋田弁」で終り、
そこで行が変わって行頭が「護士会」になっていました。
なに、秋田弁を護る会かよ、
とツッコミを入れたくもなりました。
区切るところをまちがえた話で忘れられないのは、
嘉納治五郎です。
わたしはずっと「嘉納治 五郎」だと思っていました。
実は「嘉納 治五郎」だと知って、
大恥をかいたことがあります。
以前勤めていた会社でのことですが、
先輩編集者のOさんは明らかに
「嘉納 治五郎」と区切っていましたから、
Oさんに、
「嘉納 治五郎」なんていったら笑われますよ、
それは「嘉納治 五郎」と読むんですよ、
治五郎なんて名前あるわけないじゃないですか、
ゲンゴロウじゃないんだから…。
笑われたのは、わたしのほうでした。
皆さん、区切りにはくれぐれも気をつけましょう。

 寒空やヴァレリーマラルメ築地です