小説

祖父出でて灰をインドへ午睡かな

朝起きてこれを書き、
風呂に入って気功をやったら読書の時間。
一日のうち、いちばん楽しい時間です。
バルザックは、まだまだありますが、
大物をやっつけましたので、
全部を一気に読むのはもったいない気もしますから、
あとはとっておくことにして、
おとといからアレクサンドル・デュマの
『モンテ・クリスト伯』にかかりました。
訳にもよるでしょうが、
こちらはバルザックと違ってすいすい読めます。
バルザックと同時代の作家ですが、違います。
共通するのはおもしろいこと。
とにかく面白い!
バルザックもそうですが、
小説っておもしれーなー、って思います。
世界史で習ったフランス革命の知識が役に立つのは
オマケ。
齢五十を過ぎ、折り返し地点を曲がって、
まがりなりにも人生観とよべるものが形成され
(てきたと思いたい)、
そういう時期だから、
古典とされているものを読むと、
自分の人生と引き比べて、
こんな人生もあるのだなあと、
頁から目を離し、
ホッと溜息が出たりするのかと思います。

ブルマンとジャズのぜいたく夏の午後

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