Archives : 8月, 2010

昼から

 

 真昼間海鮮焼きそばビールかな

京都からの来客があり、
社内で打ち合わせをした後、
タクシーで馬車道にある周富輝さんの生香園へ。
生香園といえば、
なんといっても海鮮焼きそば。
大き目のエビ、ホタテ、アワビ、イカが
これでもかというぐらい入っています。
野菜も豊富で、とってもヘルシー。
カラシとチリソースを添え、
お酢をたっぷりかけていただきます。
青島(チンタオ)ビールのまた旨いこと!
昼間っからだし。
馬車道生香園の海鮮焼きそば1310円、
近くへいらしたら、お試しあれ!
美味しいですよ。

 蝉鳴かずなのにジリジリ残暑かな

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破壊的!

 

 外食に出て逃げ帰る残暑かな

田中圭一のマンガ『神罰』が実にくだらなく、
破壊的。笑える。アホだ。サイテー!素晴らしい!
実際、角書きみたいに、
「田中圭一最低漫画全集」となっている。
どのくらい破壊的かというと、
爪に火をともすようにコツコツ貯めてきたカネを、
花火でドッカ~ン!!と使い切るような、
たとえて言うなら、
そんな感じ。
登場するキャラが、
どうみたって手塚治虫のマンガにでてくるキャラそっくり。
遺族の方、よく怒んなかったなと思いきや、
ちゃんと本のオビに、
手塚治虫の長女・るみ子さんの
「訴えます!!」の手書き文字。
凝っている!
わたしは、一九九九年に亡くなった
谷岡ヤスジのマンガが大好きで、
まじめに生きることが時々アホらしくなるくらい好き
(読むといつも声を出して笑う)だが、
このマンガも、
あまりのくだらなさに、
何度も、つい声を出して笑ってしまった。
危険!
でも、元気が出ます!!

 用はなくコンビニに寄る残暑かな

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暑さのせい?

 

 あと数日厭う暑さを惜しみけり

連日、朝から暑いので、
いつもの階段をやめ、
少しでも暑さを避けるべく、
駅ビルの手前にある建物の階段を利用しています。
一昨日のことです。
階段を上りきり、駅ビルへの通路を歩いていると、
向こうから男性が歩いてきました。
いまは見なくなりましたが、
昔、十円か二十円入れると、
巫女さん人形がツーと動いて奥へ入り、
おみくじを取ってきて、
穴へコトンと落とすとこちら側へ出てくる機械がありましたが、
あの巫女さん人形のような歩き方でしたから、
つい目を奪われました。
しかも、その男性、
口に何かをくわえています。
煙草かと思いきや、煙が出ていません。
しかもそれが、
唇の真ん中へぐさりと直角に刺さっています。
ん!?
すれ違いざま、よく見ると、
体温計でした。
体温計を口にくわえながら、
駅ビルからの通路を歩いてきたのです。
歩きながら体温計をくわえて、
いったい何を計っていたのでしょう。
暑さの中で、
体温がいかに上昇するかを確かめてでもいたのでしょうか。
わかりません。

 歩を止めて叢の虫たずねをり

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文学全集

 

 アブラゼミ強面のまま死ににけり

会社の行き帰り、
ちょっとした時間を利用して読むのに、
文庫本ほど手軽なものは、そうそうありません。
『文学全集を立ちあげる』(文春文庫)を、
ちょびちょび読んでいます。
丸谷才一、鹿島茂、三浦雅士の当代を代表する本読み三氏が、
今、仮に文学全集を立ち上げるとしたらどうなるかという、
仮想の鼎談です。
仮想ですから、もう言いたい放題。
それを世界文学、日本文学両方についてやっています。
だいたい三浦さんと鹿島さんが意見を言い、
バッティングすると、
丸谷さんが行司よろしく
「まあまあまあ」という感じでその場を収める風。
文学全集といえば、苦い思い出があります。
エミリー・ブロンテの『嵐が丘』。
あれ、高校一年の頃から何度挑戦しても、
なぜか途中で挫折してしまいます。
なんとなく面白くない。
数年たち、
どうも気になってまた読み始める。
でもやっぱり続かない。
その繰り返し。
なので、
『嵐が丘』をわたしは最後まで読んでいません。
結局、相性が悪いのかな。

 信号待ち首筋ひかる残暑かな

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写真集「おんな」

 

 写真集暑さ吹っ飛ぶ「おんな」かな

写真集「おんな 立ち止まらない女性たち」が素晴らしい!
日本写真家協会が総力をあげてつくる永久保存版の写真集、
とキャッチコピーにある。まさに!
土門拳、木村伊兵衛、田沼武能、荒木経惟を始め、
日本を代表する写真家145人が日本の女性を活写している。
収録点数221。
年代は、1945年から2010年まで。
14万8千点の中から珠玉の写真ばかりが選ばれている。
発行元は朝日新聞出版。
この目の覚めるような写真集を、
カメラマンの橋本照嵩さんからいただいた。
ありがたし!
なんと、この写真集に、
橋本さんの写真集『瞽女(ごぜ)』から一枚選ばれているのだ。
やったー!!
笠置シヅ子、山口百恵、黒柳徹子、高橋尚子ら
有名人の写真も収録されているけれど、
橋本さんが撮った写真のように、
全国の市井の女性たちの姿が素晴らしい。
圧倒される。笑える。泣ける。
たとえば、ダイエットのテレビ番組に出演した、
メタボな女性たちの真剣な貌とたくましき脚を見よ。
写真集の表紙は、
田仕事を終え、水で足を洗う秋田の女性だ。
撮ったのは、木村伊兵衛。
わたしはいただいたけれど、
この写真集、定価2940円は安いじゃないか!

 「おんな」見て恋より飯を思ひけり

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三浦衛(みうら・まもる) 春風社代表にして自慢大王&悪ノリ大王。体調のいいときは自らを天才と称し、不調の折はちりあくたにも劣るヤツとしょんぼり。

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三浦衛の本


『カメレオン』
 三人ときどき声にならぬ声を洩らし/とろけ とろけ 唾までとばし/クヂるとナメるとネヂるとチョす…(「鳶」) 自在に色を変え、不意に突き刺さる、軽妙なことばの戯れ。秋田方言満載の詩集。本文は金属活字による活版印刷。


『マハーヴァギナまたは巫山の夢』
 三平佐世夫は、千一夜の夢うつつで女と戯れ、印度に旅し、睾丸を抜かれ、鰐を飼い、横浜を彷徨う。言語の崖っぷちを綱渡りする、めくるめく冒険。本文活版印刷に美麗造本を施した平成の大奇書。


『父のふるさと』
 父の目に映じた故郷の風土、ひと、くらし、農事を、愛惜をこめ描きだす。本文は金属活字による活版印刷。「身と蓋函」に納める。


『出版は風まかせ』
 横浜の出版社「春風社」社長が本づくりと会社経営にまつわるエピソードを豊富におりまぜ、創業から10年を振り返る。