民謡

 

自宅のCDラックをながめ、ひとケースひとケース引っ張りだしては、
ああ、これよく聴いたなぁ、お、こんなのもあったなぁ
というわけで、つらつら思いだしては書いています。
きょうは民謡。
わたしが歌を聴いたはじまりは三橋美智也ですが、
かれはもともと民謡歌手でした。
三橋の歌う民謡は絶品ですが、民謡の名人といわれる歌い手が日本全国各地にいて、
それを集成したCDを見つけたのでさっそく注文。
SP盤の復刻となればなおさら聴いてみたい。
しばらくこれにハマりました。
すごいもんですねー。
ポルトガルの歌手ドゥルス・ポンテスの歌にも、
風や雨粒や寄せては返す波、砂浜の砂を連想しますが、
日本の民謡もまた、自然界のいろんな音、手触り、肌触りを感じさせてくれます。
名人というのは、自然界のさまざまな音を表現する名人、
かな。
聴き惚れてしまいます。

 

・稲刈りやパンツ一丁若き父  野衾