有隣堂の隔月情報誌「有鄰」が、先月第600号をもって休刊しました。
1967年(昭和42年)12月創刊といいますから、
昭和から令和にかけて57年のあいだ刊行しつづけてきたことになります。
大学を卒業し、横浜で暮らすようになってから、
伊勢佐木町にある有隣堂本店を訪れるたびに、レジのところに置いてあった「有鄰」
をもらってきたものでした。
また1949年(昭和24年)に創刊した週刊書評紙「図書新聞」が76年の時をへて、
来年3月末で終刊するとの知らせがありました。
こちらは、春風社としても、たいへんお世話になりました。
対談や鼎談の企画を好意的に取り上げてくださり、
地味な学術書の出版社の認知度を上げるのに、
計り知れない役割を果たしてくださったと感謝しています。
ありがとうございました。

