横浜市大新叢書

 

・干満の呼吸しらしら夏の海

横浜市の大新(!?)な叢書…
ではありません。
漢字のつらなりは区切るところが難しい。
正式には、
横浜市立大学新叢書。
横浜市にある大学が、
横浜市民に知の体系をひろく紹介する教養書をもふくむ
叢書を刊行することになりましたが、
その編集と出版を
横浜市にある出版社「春風社」が担当することになりました。
その第一弾として先月、
二冊同時に刊行されました。
松井道昭著『普仏戦争』3150円(税込)
白井義昭著『読んで愉しむイギリス文学史入門』1575円(税込)
ほかに現在六冊を鋭意準備中です。
大学は本来、
学びたい人にとっての広場であるべきで、
教育制度で定められた一定期間だけ身を置く
腰掛け的な場所ではないはず。
学びは一生つづきます。
横浜市立大学新叢書は、
大学が本来有しているはずの機能をまさに体現する
画期的な叢書です。
ひろく、ながく、ふかく読み継がれる叢書になっていくよう、
弊社の総力を結集して事に当たりたいと思います。
今月十八日(日)の神奈川新聞に、
この叢書についての記事が掲載されました。
コチラです。
つぎつぎ刊行される叢書から、
興味のある本を手にとってみてはいかがでしょう?

・アブラゼミ食ひ破られて下にあり  野衾