サンデー毎日

 

・奈実ちゃんを見て寝る明日は氷点下

ギックリ腰が日に日によくなり、
もうふつうの暮らしに戻してもよさそうなのですが、
大事をとって、
きのうは午後からタクシーで出社。
紅葉坂の交差点でタクシーを下り、
マイカフェへ。
ドアを開けると、
ご飯を炊くいい匂い。
最初の分が捌けて、二度目なのでしょう。
週に一度は通うお店ですが、
いつもと時間帯が異なるため、
お客さんの顔ぶれも違っています。
ちょっと別のお店に入ったみたい。
石橋から借りている登山用のストックを見、
ママが小声で「ギックリ腰?」
つられてわたしもつい小声になり、
「はい。今日はご飯ふつう盛りで」
いつもは黙っていても大盛りなのです。
「腰に負担がかかるから?」と、ママあくまで小声。
わたしもつられて「そういうわけでも…」と小声。
カウンターの空いた席に着き、
手持ち無沙汰にしていると、
後ろの丸テーブルに陣取ったおばちゃんたちが
賑やかに話しています。
ママさん、
「もうすぐご飯が炊き上がりますから、
少々お待ちください」
すると、
丸テーブルのうちの一人が、
「いいのいいの。ゆっくりで。
わたしらサンデー毎日なグループだから」
ん?
サンデー毎日?
そうか、なるほど。
サンデー毎日。
すなわち毎日が日曜日…。
うらやましい!
おばちゃんに座布団一枚。

・ギックリも悪くないなと強がれり  野衾