営業スタイル

 出張している奥山さんからの電話で、大事な仕事を1本決めたとの報告あり。よかった。専務イシバシから毎日次から次と営業の要諦を聞かされている若手二人だが、なかなか期待通りにはいかない。奥が深く、マニュアル化できない難しさがある。教えられることはどうしても言葉によるしかなく、それを現場でどう応用できるか。最終的には生まれ育ちも含め、それぞれの地金の個性が現れ、相手の話をよく聞き、提案し、双方の了解へと至るしかない。地金の個性が現れるまでには、もやもやした一般的な知識が吟味され取り除かれる必要がある。難しい仕事のなかに喜びと楽しさを見つけてくれたらと願う。