飴と靴紐
・黒々と雪より冷たい雨が降る
なにかと思うでしょう。
飴と靴紐。
このタイトルから、
内容を想像できたら天才!?
なんて。
さて、こういうわけです。
先日出がけに
「塩とまと飴」なるものを口中にポイと投入しました。
(注: 塩と・まと飴じゃないですよ。塩味のとまと飴)
この飴、なかなかに美味い。
高尾山に登った帰りに
駅の近くの売店で買ったものです。
「食べるあめ」とキャッチコピーが付されています。
タイトルの話に戻ります。
塩とまと飴をしゃぶりながら、
玄関先で靴に足を入れ、
紐を結びました。
すると、
鼻が急にむず痒くなり、
身に覚えのあるツーとした感覚が走ります。
鼻血!?
靴紐を結ぶのを一時中断し、
右手の人差し指で鼻先をツイとこするや、
透明な液体が第二関節を濡らします。
ハッと思い、
自分のことながら、
声を出して笑ってしまいました。
考えてみればあたりまえですが、
飴を嘗めると唾がでます。
なので、
飴を嘗めながら靴紐を結ぶと、
重力に従い、
おのずと唾は鼻穴を通って下へ落下します。
案の定、
右手人差し指を嘗めたら甘い!
嘗めるまでもありませんでした。
教訓。
飴を嘗めながら靴紐を結んではいけない。
佐藤さん、知ってた?
・冷え冷えと底のない底を歩いている 野衾
ブーツの盲点ですね。
自分も気をつけます。
関連して、小学生のころ、女子の気をひきたくて、
鼻から牛乳を飲んでいたことを思い出しました。
あの頃はモテたなあ。
なに言ってんの。いまもモテてるじゃん!
でも、わかるなあ。
小学生のころだと、もう、なんでもやるよね。
石炭食ったやついたもん!
モテたくてやってたかどうか、わからないけど。
たぶんモテたかったんじゃないかな。
にしても石炭食うかふつう。
くそ~、
おれも負けてはならじと一計を案じ、
二階の窓から一目散に外へ飛び出し、
落ちたと見せかけて、
窓の桟に両手の指を引っかけぶら下がり、
女子の気を引き石炭に勝った、
なんてこともあったなあ。
つくづくバカだよなあ。
危ないよねー。
なんてバカと思うけど、
痛々しく切なくなつかしい。