乱歩彷徨

 

 風邪抜けてぼーと昨日の忘れ物

乱歩といえば江戸川乱歩。
彷徨は、ほうこうと読みます。
このごろ書店から注文の多い本ですが、
読み方を知らずに注文してくる場合が少なくありません。
電話に出たものがその度に、
「ほうこうと読みます」と告げることに。
『面白南極料理人』を出したときの、
笑うしかない苦い経験がありますから、
驚きませんが、
調べないんですかね。
ちょっと調べてから注文してくればいいのにと思いますが、
今はだれも忙しいから、
「乱歩なんちゃら」でごまかすのでしょう。
作家の有栖川有栖さんが書いてくださった書評が、
日本経済新聞に掲載されました。
乱歩の愛読者はもちろん、
これから乱歩を読んでみようかと考えている人も
読んでみたくなる、
書評らしいありがたい書評。
コチラです。

 夜半にはトイレの神も眠りをり