きのうの夜は

 家に帰り、夜、床に就く前にその日の気分でCDを1枚取りだし、それをかけながら体操をするのがこの頃の習慣で、きのうは、オルダラの『ネイバーフッズ』にしてみた。
 ピーター・バラカンさんが以前、新聞で取り上げているのを読み、さっそく買って聴いたのだが、その時はあまりピンと来なかった。が、57歳にしてデビューしたという彼の歌は、昼下がり、日溜りの中でゆっくりと寝転びながら(CDジャケットの写真も寝転んでいる)鼻歌でも歌う風情で好ましい。ドクター・ジョンやカサンドラ・ウィルソンも参加していることからしても、彼の交友の広さがうかがえる。こんな音楽が今は好きだ。CDはこちら