神奈川大学

 

 風の道我も顔出す端居かな

打ち合わせに神奈川大学横浜キャンパスへ行ってきました。
何度行っても迷います。
方向音痴の人間にとっては、つらいです。
だって27号館まであるんですから。
目的の建物は9号館。
学習の成果で、
ここまでは人に尋ねなくても、
なんとかたどり着けるようになりました。
問題はここから。
記憶を辿って進むと、
先生が関係する研究所の部屋の看板を見つけ、
とりあえずそこのドアを開け、
「春風社の三浦と申します。
○○先生のお部屋はどちらでしょうか?」
髪の長い美しい女性が、
きょとんとした目でわたしを眺め、
それからおもむろに、
「この部屋のちょうど上の位置になりますが…」
髪の長い美しい女性、
デジャヴュ(既視感)を味わったのではないでしょうか。
だって、前回その部屋を訪ね同じように質問したら、
その女性がこころよく対応してくださり、
そのときは○○先生の部屋の前まで案内してくれたのですから。
女性にしてみれば、
同一人物から全く同じ質問をされたことになります。
それもそんなに日を置かずに。
でも、そのおかげで、
今度こそちゃんと記憶にとどめましたから、
あの女性を煩わせることはありません。

 荒梅雨や宙ぶらりんの室外機

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