ミズタタキ

 

 正座して男四人もミズタタキ

父が山菜のミズを送ってくれました。
若いミズだと水分が多く、ミズタタキには適しません。
根に近い部分が紅くなったこの時期のミズが最高です。
母がきれいに水洗いしてくれ、
余分な上半分(それはそれで使えるのですが、
前回、じゅうぶん堪能しましたから)を切ってくれていたので、
すぐに叩き作業に入れました。
まず、
片手で握れるぐらいの量のミズをレジ袋などに入れ、
まな板の上に置き、擂り粉木で叩きます。
へなへなになるまで叩きます。
ここで充分叩くと、
後の工程が楽になります。
へなへなになったミズを袋から出し、
今度は包丁の刃でなく峰(峰打ちの峰)で叩きます。
粘りが出てきて、いい感じになります。
最後に、包丁の刃の部分でこまかく丁寧に叩きます。
擂り鉢でつぶしておいた山椒の実と味噌を擂り鉢の中で混ぜ合わせ、
そこに叩いたミズを投入します。
ほんの少しの塩と砂糖を入れます。
あとは擂り粉木でよく混ぜ合わせるだけ。
ミズタタキの完成です。
炊き立ての白いご飯の上に乗せていただきます。
うんっめー!!

 ミズタタキふるさと香る山椒かな

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